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吉原の遊女の言葉
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    お正月休みにTBSでドラマ「仁」の再放送をしていたので、録画して見ていました。

    私の一番好きな映画は「吉原炎上」。
    何故好きなのかと言うと、吉原の女郎達の辛さ、苦しさ、女の可愛らしさや愚かさや気高さがあまりにもむき出しなので、そこに女として共感出来るのかもしれません。

    吉原の絡むドラマなどは号泣する事が多いので、もしかしたら前世は吉原の女郎だったのかもしれないです。

    一度、男性の知人に今の吉原に連れて行ってもらって街並みを見学したことがあります。同じ都内にも関わらず、一般女性が一人では足を踏み入れることが出来ない雰囲気に満ちた、こんな一角があったのかと驚きました。まるで外国に行ったかの様な感覚を覚えました。

    確か吉原神社だったと思いますが、神社の様な場所を通りかかった時には、胸が締め付けられる様な気持ちでした。何千人、もしかしたら何万人の遊女がここで祈り、神にすがったのだろうと思うと。考えるだけで苦しいです。

    恐らく映画ではまだまだ吉原の綺麗な部分しか出していないのだと思います。現実は、私たちの想像をはるかに超えた女の辛さに満ちているだろうと。

    そのような辛い現実も日本では昔の話なのかもしれませんが、世界では今現在も起きているということからは目をそむけてはいけないと感じます。

    で、この「仁」にも吉原が出て来るのですが、梅毒で死んでいく元花魁の一言にお正月から号泣しました。

    「泣いても一生、笑うても一生、ならば今生、泣くまいぞ」

    この言葉を、一時期は吉原の頂点に上り詰め、今は梅毒に侵され病の床についている元花魁が、彼女の後をついで花魁になった後輩花魁に言うのです。

    後輩花魁から「祝いの言葉なと言わず、恨み言のひとつでも言ってほしい」と言われた元花魁は、「では、、、」と言った後にこの言葉をつぶやくのです。

    「どうか覚えておいて」と。

    このドラマはフィクションですが、この言葉がどれほどの涙を流した末に彼女自身のものになったのかと思うと、何も言葉がありません。

    年頭にこの言葉に涙した事には、何か意味があるのだろうと思います。
    | Daily | 21:09 | comments(0) | - | pookmark |
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