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能:「高砂」「源氏供養」
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    今日はお能を見に行きました。

    年明けに見に行った観世宗家展で流れていたお囃子の響きに懐かしさを感じた時に、お能に興味を持つ母方の遺伝子が目覚めてしまったようです。

    母に聞いたところ、曽祖父母がもともと謡曲好きで、祖父も若いころからお能をやっていたそうな。母方の地元にいる親族は、だいたい皆お謡いやお仕舞をやっていました。

    松濤の観世能楽堂に行ったのはたぶん25年とか30年ぶりくらい。
    古い施設ですが、改築しているのか快適です。

    「高砂」は結婚式などで親戚のおじい様なんかが「たかさごや〜」と祝いの謡曲を披露したりするアレです。

    母に謡曲教本を借りて、謡を見ながら追っていたら、事前勉強の成果もありとても楽しめました。

    何よりも、私にはお囃子と謡と舞が、懐かしい祖父母を思い出させるのでとても心地よいのです。雰囲気を味わうだけで落ち着きます。

    「高砂」は老夫婦の仲睦まじい様子を描いたおめでたい能の代表作だそうですが、後半の住吉の神の舞がとても凛々しく威厳に満ちていて、圧倒されました。

    軽薄な言い方をすれば、めちゃくちゃかっこ良かったです。

    本当に圧倒されて、息も出来ないほどでした。「飲まれる」とはこういうことでしょうか。

    家にあったお能の古い本に、「能は呪術的な部分もあり、シテが面を付けると自ら自己催眠にかかり、ハヤシのリズムで見ている観客をトランス状態に引き込む側面もある」というような事を書いてありましたが、それを実感した気がします。

    極限の静の動作から急激に激しいお囃子のリズムに合わせた華やかな舞。惹きこまれないわけがありません。本当に凄かった…。

    「源氏供養」は美しいですがゆったりした曲なので、ちょっと寝ました…。耐え切れず。

    能ドットコム」という、とてもわかりやすくお能の事をまとめてあるサイトがあるのですが、このサイトの「高砂」のあらすじに、とても良い言葉がありました。

    老夫婦の「もうこんなに年を重ねてきた」という説明の部分なのですが、

    「そのような寂しい暮らしの中、風雅な心を友として、和歌に思いを述べる日々を過ごすのである。」

    「風雅な心を友として」

    この言葉に感動しました。凄い。こうやって年を取りたいとしみじみ感じた能鑑賞の休日でした。

    4月と6月に石橋と道成寺があるので、チケットを何としても取りたいです。

    今日もお能のDVDを見て寝ようと思います。

    | Art | 23:39 | comments(0) | - | pookmark |
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